とある日の施術の風景 今回、はじめて僕の施術を受けられる方なので、立姿勢の確認から。
個人的には「立ち方」に全ての癖が反映されると思うので、かなり重視しているポイントです。
口頭では「骨の向きが〜」と言うことが多いですが、受けてが僕の言葉を受けることで、パッションをどのように感じているのかを確認するのがメインの目的です。
物理空間から説明した方が良い人も居るし、情報空間からの方が良い人いる。
早いうちのその傾向を掴みたい。
ひとまず、物理空間における立ち方の強度の確認から。
今回の場合は腰が座っていないので、そこを少し手直しした途端に、強度が一気にあがった。
横から負荷をかけるテストは腕と体幹部の連携具合をみている。
腕ー体幹部の連携が途切れていると、腕に横を開くと胸郭が前方と上方に引きづられる。
今回はそれによって崩れた。
これも、腰が座る方向に調整することで、一時的な安定を獲得した。
これによって、腰が座るとだいたい良くなりそうな傾向が掴めた。
うつ伏せに寝てもらい、カラダ全体の氣感と背骨周りの癖の確認。
施術そのものは、物理的には背骨を揺らす。
情報空間的には、いろいろしてみている。
今回のケースだと、言語の音による介入の方が覚醒が早そうなので、カラダと持ち主両方との会話を交えながら揺らす。
カラダと持ち主の感性の一致度が高いほど、動きがシンプルになっていく。
カラダの筋緊張へレコードの様に針を落として、対話をする。
受け手の視点的には、緊張部位をただ観察されているだけのような感覚かもしれない。
手の中心穴が拡がりたいのに塞がっているのをここら辺のタイミングで確認。
その後の氣感伝達に繋がる。 右手の親指が不自然に動いているのが特徴的。
肋骨の背面上部に氣の滞りがみえたので、そこを調整。ここが滞っていると、腕に上手く氣がめぐらない。
ベット上の施術は終わり。
再度、立位の強度テスト。腰がキチンと座る様になった。 そのまま、氣感の開通ワークをする。
元々氣が強かったらしいので、わりとすんなり通る。
※滞りの改善
内側の氣感にカラダを沿わせる方法をお伝えして終了。
物理的に気づきを得たい人。
情報空間での気づきを得たい人。
受け手の求めている形に合わせて、どこに重きを置いて説明をするのか変わる。
普段している施術を改めて文字にしてみると、自分的にも発見が多々あるなぁー。
施術依頼はこちらをご一読してからお願いします。
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