メモやノートをとりたいけどできない人へ
「記録をとりたいのに続かない」「何を書けばいいのかわからない」——こんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
でも、日々の気づきを記録すると、自分の考え方のクセや、自然なリズムを見つける手助けになります。それは、自分の心や体の自然なリズムを知ることにもつながります。
完璧にメモをとれる人ばかりではありません。しかし、だからこそ続けられる方法を自然と身につけました。この方法は、同じように記録が苦手な方の助けになるかもしれません。
今回は、記録が苦手な人でも続けられる「無理なく記録をとる方法」をご紹介します。
1. 形式にこだわらず、自由に記録する
メモというと、「ノートに整理して書かなくては」「アプリを活用しないと」などと思いがちですが、大切なのは「とにかく記録を残すこと」です。
記録を続けるために、以下のような方法を試してみるのもよいでしょう。
- スマホのメモアプリ:ふと思いついたことをすぐに書く。
- 紙のメモ帳:スマホを開くのが面倒なときに手書き。
- 音声入力:歩いているときや手が離せないときに便利。
- 写真を撮る:言葉にするのが面倒なときは「メモ代わり」に。
「メモを取る=文字を書く」ではなく、「記録を残す」という感覚で気楽にやるのがポイントです。
大切なのは、自分に合った方法を見つけること。型にはめるのではなく、自然なスタイルで記録していきましょう。
2. 気になったことを自由にメモする
記録を続けられない理由のひとつは、『完璧にまとめよう』としすぎることです。きれいに整理しようとすると負担が大きくなり、結局書けなくなってしまうこともあります。「しっかりまとめなければ」と思うとハードルが上がり、結果として記録しなくなるのです。
最初は何を書けばいいかわからないかもしれませんが、気になったことを気軽にメモしてみるのが大切です。
例えば、
- 施術後に気づいたこと → 「○○さんの肩は右が硬かった。次回要チェック」
- ふと思いついたアイデア → 「ブログで○○のテーマを書こう」
- いい言葉を聞いた → 「○○という考え方、面白い!」
最初はどんな些細なことでも書いてみて、あとで振り返りながら自分にとって大切な情報を残す感覚をつかんでいくとよいでしょう。
そうすることで、無理なく続けることができ、自分にとって本当に大事なものが見えてきます。
3. 定期的に振り返り、記録を活かす
記録したものは、活かさなければ意味がありません。振り返りの時間をつくることで、記録をより活用できます。
- 毎朝:前日に書いたメモをざっと確認。
- 週に1回:気になったメモを深掘りしてブログや仕事に活かす。
- 月に1回:メモの内容を見返し、不要なものは削除。
こうして、数日前や数週間前のメモを振り返ることで、新たな気づきが得られたり、自分の成長を実感することができます。
4. 記録を楽しい習慣にする
記録を続けるうえで、『面倒くさい』『書いても意味がない』と感じることがあるかもしれません。しかし、気軽に書ける環境を整えることで、負担を減らし、自然と続けられるようになります。
- メモをとる習慣を「楽しいこと」とセットにする\
→ 朝のコーヒータイムにメモを見返す。 - 気に入ったツールを使う\
→ 使いやすいアプリや、お気に入りのノートを使う。 - メモが役立った経験を積む\
→ 過去のメモが仕事や会話で役立つと、「記録してよかった!」と思える。
このように、「記録が楽しい」と感じられるようにすることが大切です。
まとめ
「記録をとりたいけどできない」という方は、まず以下の4つを試してみてください。
- 形式にこだわらず、自由に記録する。
- 気になったことを自由にメモする。
- 定期的に振り返り、記録を活かす。
- 「記録したい」と思える環境を整える。
記録は、義務ではなく、自分にとって心地よいペースで続けるものです。
自分の気づきや感覚を大切にしながら記録を続けることで、自分の思考のパターンや、日々の小さな変化にも気づけるようになります。それが、自然な自分らしさを取り戻すことにつながります。
ゆるく、楽しく、記録を続けてみませんか?